思い出は秋刀魚のワタのよう
長男の発表会。
彼はお猿さんの役でフラフープを素晴らしく上手く回していた。
息子がフラフープが上手いから抜擢されたかと思いきや、そうじゃないらしい。
自分でやりたい役を選んだそう。
役だけじゃなくてその他諸々も自分たちで意見を出し合って決めたと教えてくれた。
先生がある程度のレールを敷いて導いてくれたんだろうけど、自分達で決めたって子どもが思えるのはいいなと思った。
そして急に思い出した。
小学校5年の運動会。
エイサー演舞、大太鼓をやりたかった。
立候補したけど、担任の先生に却下されたんだった。
大太鼓は重くて体力も必要だからあなたには難しい。というような事を言われたんだと思う、セリフは全く覚えてないけど。
それでクラスの体の大きい子が大太鼓を任されていた。
多分、担任の先生もまさか私が立候補するなんて思わなかったんだろうな。笑
失敗したとしても、自分で選んだって思える方が私は好みだ。
好みだけど別に先生を恨んでるわけじゃない。
うん。
もう思い出だな。
先生の顔も名前も思い出せない。
苦くて美味しい。
秋刀魚のハラみたいだ。
人生だなぁ、しみじみ。
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